2022.03.02 02:395分間法話 R4② (R4.3.1日更新) 春立つや愚の上に又愚にかへる 小林一茶 文政6年 (61歳の句) この句は、一茶が還暦の元旦を迎えて詠んだ句である。(「春立」現在は立春の意であるが、当時は新年を指す語である)。信仰心が篤かった一茶は、親鸞聖人が自らを「愚禿親鸞」と名乗られ、「煩悩具足の凡夫・...